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ダイナミックディスク(dynamic disk )

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ダイナミックディスク(dynamic disk )とは?

ダイナミックディスク(dynamic disk )はWindowsのストレージ管理の方法の1つで、基本の管理方法である「ベーシックディスク」とは別に「Windows2000」から新たに導入された管理方法になります。

ダイナミックディスクでは、複数台のストレージに渡ってボリュームを作成することができ、利用状況に応じて動的にストレージを拡張することができます。

ダイナミックディスクは最大約2,000のボリュームを作成できます。

ベーシックディスクとダイナミックディスクの違い

Windowsの基本のストレージ管理方法である「ベーシックディスク」は、PCに接続しているHDDやSDDのストレージを個別で管理、パーティションを区切ることでそれぞれを別のドライブとして管理することができます。

それに対してダイナミックディスクではパーティションではなく、接続しているストレージすべてが一つのパーティションでその中にボリュームという領域を最大約2,000まで作成することが可能となっています。

ダイナミックディスクの使用メリット・デメリット

ダイナミックディスクの使用メリット

ダイナミックディスクの使用メリットとしては、ダイナミックディスクででは「シンプルボリューム」、「ミラーボリューム」、「ストライプボリューム」、「スパンボリューム」、「RAID 5ボリューム」という5種類のダイナミックボリュームを作成することができ、パフォーマンスを向上させることができます。

ダイナミックディスクの使用デメリット

ダイナミックディスクのデメリットとしては、ベーシックディスクからダイナミックディスクへの変換は簡単ですが、逆にダイナミックディスクからベーシックディスクに移動させたい場合、ストレージを初期化(フォーマット)する必要があります。

OSの起動領域にはダイナミックディスクを割り当てることができません。

また、Windowsの独自仕様なのでLinuxやmacでは対応していないので注意です。