Microsoftがこれまで利用していたデフォルトフォントを「Calibri」から「Aptos」を新しいデフォルトフォントとして採用したことを発表しました。
Calibriに代わる新しい5種類のフォントの中から決定

マイクロソフトは15年以上もの間、Office 2007のデフォルトフォントから「Calibri」を利用していましたが、解像度が年々あがっていくにつれて、適さないフォントになってきていました。
そのため、マイクロソフトは2021年にCalibriに代わる新しいフォントとして「Bierstadt」、「Grandview」、「Seaford」、「Skeena」、「Tenorite」の5種類を候補として発表していました。
その中で今回選ばれたのが「Bierstadt」で、正式採用に合わせて名称が「Aptos」に変更となりました。
「Aptos」は書体デザイナーのSteve Matteson氏によるサンセリフ体(sans-serif)で、数字の「1」と大文字の「I」や「i」と「j」などの識別がしやすく読みやすいフォントとなっています。
マイクロソフトはWord、OutlookなどのOffice製品の変更をはじめ今後数ヶ月で様々な英字デフォルトフォントが「Aptos」に変更するとしています。