イーサネット(Ethernet)とは?
イーサネット(Ethernet)はPCや各種機器を有線接続するための通信規格です。
イーサネットの規格によって、接続ケーブルの計上や機器の差し込み口が共通化して利用でき、主にLANケーブルが一般的なものとなります。
規格はしばし変更され、現在のイーサネットは、1983年にIEEE 802.3 CSMA/CDとして策定された仕様が主に使用されています。
通信速度で変わるイーサネットの名称
イーサネットは通信速度によって各名称があります。
- イーサネット:通信速度が10Mbps
- ファスト・イーサネット:通信速度が100Mbpsのもので、光ファイバーケーブル「100BASE-FX」、ツイストペアケーブル「100BASE-TX」などが対応しています。
- ギガビット・イーサネット:通信速度が1Gbpsのもので、ツイストペアケーブル「1000BASE-T」や「1000BASE-CX」や、「1000BASE-LX」や「1000BASE-SX」といった光ファイバーケーブルが対応しています。
日本での商標登録
アメリカのゼロックスのパロアルト研究所 (PARC) において当初特許として申請された規格でしたが、ゼロックス社はその後特許を開放してオープンな規格としました。
日本国内では「Ethernet」、「イーサネット」は富士フイルムビジネスイノベーションが商標を登録しています。